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是枝監督の最高傑作「万引き家族」の見どころとネタバレ!配信サイトは?

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万引き家族のストーリー、こういう所が見どころ、こいうところが人気

治たち5人家族は、祖母の年金を頼りに生活していた。
足りないものは万引きをして補いつつも、笑顔の絶えない毎日を家族で奥っていた。
そんなある冬の夜、治と息子の章大は、近くの団地の廊下で寒さに震えていた幼い少女・ゆりを見つけて家に連れて帰った。
治たちは、傷だらけで凍えていたゆりを娘として一緒に生活を始めるのだが・・・

人間関係が希薄な時代に「家族のつながりとは」といったテーマを掲げた感動作。
温かい家庭の中にある幸せを、他人からの善意、社会のルールによってどんどん壊されて行きます。

是枝裕和監督が、犯罪をすることでしか繋がることが出来ない家族の絆、そして社会の歪みを描いたヒューマンドラマです。
何が正しいのか、何が間違っているのか、あなたも考えさせられる作品となるでしょう。

上映日:2018年6月8日

出演者

(治) リリー・フランキー
(信代) 安藤サクラ
(初枝) 樹木希林
(亜紀) 松岡茉優
(4番さん) 池松壮亮
(祥太) 城桧吏
(ゆり) 佐々木みゆ
緒形直人
森口瑤子
山田裕貴

ネタバレ・あらすじや感想、制作裏話

東京の下町。
今にも壊れそうな古い平屋に住んでいる柴田家。
狭い部屋は散らかっており、その中で暮らしているのは日雇い労働者の父・治。
そしてクリーニング屋で働く母・信代、息子の章大、信代の腹違いの妹の亜紀、そして祖母の初枝の6人暮らしだ。
家族は、この家の主である祖母の初枝の年金をアテにしてこの家に集まり生活しており、それでも足りない生活用品などは、万引きをして補っていました。

ある2月の寒い日。
治と祥太がいつものスーパーで万引きをした帰り道、通りがかった近くの団地で、真冬なのにベランダに閉め出され凍えていた幼女を見かけました。
これまでも何度かその様子を見ていた治は、とうとう見過ごすことが出来ずにその幼女を家に連れて帰りました。

初枝は、「ゆり」と名乗るその幼女の痩せた腕が傷だらけであることに気が付きました。
その傷が気になりつつも信代は「金の匂いのするもん拾って来い」と言い、治と一緒にゆりを返しにいきましたが、ゆりの家の前までいくと、中から大声で喧嘩をしている両親の声が。

「産みたくて産んだんじゃない!!」

とゆりの母親の言葉を聞いた信代は、とてもゆりをこの家に帰すことなど出来ず、これをきっかけにゆりも柴田家で生活することになりました。

祥太は父親の治から「学校は家で勉強できない奴が行くところ」と言い聞かされていたこともあり学校へは通っておらず、治と信代がいない日中に、駄菓子屋の「やまとや」で万引きをするのが日課でした。
やまとやには、年老いた店主がいるだけなので、店主の目を盗んでは今日も万引きをしており、一緒に連れて行ったゆりには「そのうち教えてやる」と言いました。

そんな時、治が仕事中に足を怪我してしまいます。
治は、労災保険が降りるだろうと呑気に構えていましたが、労災が認められることはありませんでした。
治の収入が途絶えてしまえば、頼るのは初枝の年金のみ。
年金の支給日になると、亜紀がATMへ行くので暗証番号も知っていました。
そんな亜紀ですが、実妹の名前の「さやか」という源氏名で、マジックミラー越しに客と会う「JK見学店」で働いていました。
初枝は、亜紀にとっては祖母とはいっても初枝の夫の再婚相手の孫なので、直接的な血縁関係はありませんでした。

ある日、治はゆりにも万引きを手伝わせることに。
それを見た祥太は、自分の居場所を失ったような感覚になり、ゆりは妹じゃないと拗ねて家に戻ってきませんでした。
しかしゆりは、帰ってこない親をいつも待っていたのか、祥太が帰ってくるのを玄関でずっと待っていました。
その頃祥太は、近所の駐車場にある廃車の中で過ごしており、やがて治に説得されてゆりを妹と認めました。

春になり、ゆりが柴田家の家族になってから2ヶ月が経っていました。
その頃、児童相談所が警察へ通報し、ゆりの両親は警察から事情聴取を受けていました。
その様子をニュースで知った治は、ゆりの本当の名前が「じゅり」であることを知りました。
それを見て怖気づいた治は、ゆりを手放そうとしますが、既にゆりに愛情を注いでいた信代は、ゆりの髪を切ってあげると「りん」と名前を変えて、りん本人も柴田家にいることを選択するのでした。
それに気を良くした信代は、

「選ばれたのかな、私達。自分で選んだ方が強いんじゃない、絆よ絆。」

と初枝に話しました。
すると初枝も「私もあんたを選んだんだよ」と答えました。

りんはお風呂に入っているときに、信代の腕にある火傷の跡を見るなり「私も」といって、優しく何度も信代の傷を撫でていました。
その夜、信代はりんの了承を得てから、りんを拾った際にりんが身に着けていた洋服を庭で燃やし、万引きしてきた服を着せました。

「叩かれるのはりんが悪いからじゃないよ、好きだったらこうやってやるの。」

と言い、信代はりんと顔を寄せ合うと、ぎゅーっと抱きしめて家族の愛情を教えてあげました。

やがて夏になり、治の足の怪我は治ったものの、一向に仕事復帰する様子がありません。
隅田川の花火大会の日、この日は柴田家に沢山の出来事が起きました。
信代は職場で、同僚か自分のどちらかが解雇されることになり、しかも上司が当人同士の話し合いに任せると言い出します。
信代が同僚と今後を話していると、同僚が「失踪中の少女と一緒にいるのを見た」といって信代を脅してきましたが「誰かに喋ったら殺す」と言葉を返しました。
しかし信代は、りんを守るために、その条件で自分が解雇されるのを選んだのでした。

初枝は、元夫の月命日。
再婚後に築いた家に尋ねていました。
初枝は、この家に定期的に出向き、慰謝料と称して夫の息子夫婦からお金を貰っていたのです。
そんなことを亜紀は知らず、両親は亜紀が留学しているという話を信じ込んでいました。
当の本人の亜紀は、「4番さん」と名付けたお客となんとなく気が合い、初めて個室を出て対面をしました。

りんは、柴田家に来て暫くは無口だったものの、このところよく話すようになり、祥太のことも「お兄ちゃん」と呼んでいました。
この日、駄菓子屋のやまとやでりんは初めての万引きをしました。
ところが、祥太は店主から引き留められ駄菓子を渡されました。
そして店主から、

「妹にはさせんなよ。」

と忠告されました。
店主は、これまで祥太がしてきた万引きも、その際にするおまじないも全て見て知っていたのです。
そうとも知らず、バレていないとばかり思っていた祥太は戸惑い、やまとやで起きたことを治に話したものの、治はまともに話を聞いてくれませんでした。
やがて、祥太の心には罪の意識が芽生え始めていきました。

柴田家は、みんな揃って音しか聞こえない花火の見えない夜空を縁側から眺めていました。

夏も終わりに近づいた頃、一家で海へ出かけました。
海ではしゃぐ家族を、初枝は波打ち際で微笑ましく見つめていました。
その翌日、初枝が亡くなります。
いつも初枝と一緒に寝ていた亜紀は、とても動揺しましたが、その様子をみた信代は「順番なんだから」と言い、亜紀を落ち着かせました。

この家は、初枝が一人で暮らしていることになっている状況、そして初枝が亡くなったことで頼りにしていた年金も支給されなくなるため、治と信代は、初枝の死を役所に伝えずに、家の床下へと初枝を埋めました。
そして治は子供たちに、

「俺たちは5人家族だ」

と念を押しました。
しかし、初枝が亡くなった後も年金を降ろす信代に、祥太は疑問を抱き始めます。
「万引きは悪くないのか」と信代に尋ねると、信代は、

「店が潰れなければいいんじゃない?」

と軽く答えました。
やがて祥太は離れた場所から、初枝のへそくりを見つけて喜ぶ治と信代を見たりその後も万引きを続ける治を手伝わなくなりました。

そのうち、駄菓子屋やまとやの店主が亡くなります。
「忌中」の意味が分からない祥太は、駄菓子屋が潰れたのだと勘違いをして不安な気持ちに。
その日、祥太はりんを連れてスーパーへ行き万引きをしますが、それが店員に見つかってしまいます。
祥太は、りんが捕まってしまわぬよう、わざと自分が目立つように逃げました。
追ってくる店員に行く手を阻まれた祥太ですが、道路から飛び降りた時に骨折して病院へ搬送されました。
祥太が搬送された病院では、治と信代が警察から事情聴取を受けましたが、何とかごまかして病院を抜け出しました。

やがて家族は、祥太を置いて夜逃げしようと計画しましたが、いざ夜逃げをしようとした際、一家を警察が包囲しており、夜逃げは失敗に終わりました。

やがて、警察の捜査によって事実が次々と判明していきます。
「治」も「信代」も偽名で、治の本名こそが「祥太」でした。
彼らは、信代の前夫を殺害しており、殺害後に土に埋めた前科があったのです。
また、祥太も実子ではなくりんと同様に「拾った子」だったのです。
一方で、祥太とりんは、警察に事情聴取をされてもガンとして治と信代をかばい続けました。

やがて祥太は児童養護施設へ、りんは本当の家族の元へと戻されることになりました。
この事実を知った亜紀は動揺します。
初枝が両親からお金を巻き上げていたことを知ると、

「私じゃなくてお金が欲しかっただけなのかな・・・」

と落ち込みました。
やがて、亜紀が証言したようで家の床下から初枝の遺体も掘り起こされました。
甲斐性のない治は、信代に罪を被せようとします。
信代は、前科のある治を思いやってひとりで罪を背負うつもりでいました。
また、刑事から「りんが実家に戻りたい」と聞かされましたが、それを信じようとしませんでした。
しかし、刑事からの

「あなたを何と呼んでいましたか?ママ?お母さん?」

という質問に、信代は何も答えることが出来ず、涙を拭うことしかできずにいました。
亜紀は、家族の温もりを求めるかのようにあの家にもう一度足を運びましたが、そこにはガラクタしか残っていない廃墟そのものの平屋がポツンと残っているだけでした。

冬になり、収監された信代に頼まれ、治は祥太と面会へ。
逮捕されても信代は、

「家族の時間が楽しかったからお釣りがくるくらい」

と言いました。
信代は、久しぶりに会った祥太に、その気になれば本当の親が見つかるといい、祥太を拾った場所や車種などを突然祥太に話始めました。
その様子に慌てる治でしたが、そんな治に信代は、

「うちらじゃダメなんだよ・・・」

と言い残して面会室を後にしました。
その後、祥太は治のアパートに泊まると言い出します。
よく一緒に食べていたカップ麺とコロッケを食べると、ひとつの布団で一緒に寝ました。
祥太は治に、自分を置いて逃げようとしたのかと質問しますが、治はそれを認めると、

「父ちゃん、”おじさん”に戻るよ。」

と言い、祥太と別れる決意をしたのでした。
翌朝、バスを待っていた祥太と治。
祥太は、治の顔を見ないまま、以前スーパーでわざと捕まったことを打ち明けます。
やがてバスが来て祥太がバスに乗り込むと、バスは出発します。
しかし、そのバスを治が必死に追いかけます。
最初は見ないフリをしていた祥太でしたが、やがて静かに振り返りました。

じゅりに戻ったりんですが、相変わらずベランダに閉め出されていました。
そして、ベランダにあった瓶ビールの箱の上に立ったりんは、まるで誰かの存在に気付いたかのように、そのまま身を乗り出すのでした・・・

万引き家族の動画が視聴可能なオンデマンド配信サービス

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